【イタリア旅行記③】ヴェネツィアⅢ
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鐘楼から降りた後は、入り組んだ路地を散策した。
主人公たちが路地の隙間から飛び出してきそうだった。
昔から決めていることがあるんだけど、もし一つだけ、どんな願いでも叶えてもらえるとしたら、私はこの小説「鏡のなかの迷宮」を映画化してもらうんだ。私がスポンサーにでもなって。
だってヴェネツィアを舞台にしたファンタジー映画なんて最高じゃん。こればっかりは私の努力でどうにもならない。お願いだから誰か叶えてよ。
ゴンドラ漕ぎ達のお喋り。
素敵なアートギャラリーを発見
購入したポストカード達。
昔から旅行先ではポストカードを買うのが習慣だったけれど、スマホで簡単に写真を撮りまくれてしまう今は、逆にこういうイラストやデザインの素敵なカードにすごく惹かれる。
それからやはりヴェネツィア、仮面が売られているお店がいっぱいあった。
モチーフがいちいち性癖に刺さりまくる…涙。
素敵すぎたけど、日本に持って帰っても部屋の片隅で埃をかぶってる未来しか想像できなかったので買わなかった。
自分へのお土産には、ヴェネツィア製のガラスのピアスやライオンの置物を購入した。
訪れたのは2月のカーニバルが始まる数日前だったので、既に仮装している人を何人も見かけた。
ペストマスクが素敵すぎるカップル
写真撮ってもらいたかったけど、NYで屈強な自由の女神に絡まれて20$(約2000円)支払った友人を知ってたので、一瞬躊躇してしまい、結局遠くからパシャリして逃げた。普通に仮装を楽しんでる人だったのかもしれない… 小心者でごめん。
ドレスに身を包んだ仮面の女性も。
有名なリアルト橋へ
橋の上からの眺め。
写真とかでよく見る有名な風景は、ここからの眺めだったのか…!
杭に繋がれたゴンドラ達。
もうどこを切り取っても絵になってしまう……
最後にストリートアーティストからヴェネツィアの絵を購入。
部屋の壁に飾ってる。
船乗り場近くのため息橋
ドゥカーレ宮殿と牢獄を結んでいる。なぜ宮殿と牢獄を繋げようと考えたのかは甚だ疑問である。
あっという間に夜になって、私達は後ろ髪を引かれるようにしてヴェネツィアの島を後にした。
行きたい国や場所は山ほど程あるから、どこへ行ってもそれが最初で最後の訪問だと思うようにしているけれど、どこへ行ってもまた戻ってきたいと思ってしまうからしんどい。
ヴェネツィアも当然、例外じゃなかった。
特に今回は時間が足りな過ぎたので、いつか本島に宿泊してみたいし、近くのムラーノ島やブラーノ島にも行きたい。もっと奥深く、誰もいないような細い路地に迷い込んで、時間も忘れて歩いてみたい。
Hard Rock Cafeで買ったお土産
私は旅先で見つけたHard Rock Cafeは必ず訪問する。そしてちゃっかりトイレを借りる。
夕ご飯はホテル近くの店でラザニアを購入。
ラザニア
当然美味しすぎた。
ホテルのエレベーターを見てハッとなったんだけど、イタリアは1階が0階なんだね…!
そして閉まるボタンを必要としないのが国民性を表していると思った…笑。
やっぱり本命というだけあって、めちゃくちゃ長くなってしまった… 3回に分けると思わなかった。ここまで読んで下さった方がいたらありがとう。
2日目にしてクライマックスと思いきや、素晴らしい一日は明日以降も続くのである。
水の都の次は芸術の都、フィレンチェへ。