【イタリア旅行記③】ヴェネツィアⅡ
ヴェネツィアⅠはこちら
サン・マルコ広場へ戻ってきた
大勢の人と、鳩の群れと。とても賑やか。
海に向かって開けている広場。小説にはこの広場も登場した。ここに地獄からの使者が訪れて、ヴェネツィアの人々を翻弄する。
ドゥカーレ宮殿
広場の一辺を占める、威圧感ある建物。
隣はサン・マルコ大聖堂
翼の生えたライオンがいる!
ここを訪れる少し前までは、翼の生えたライオンはマイヤーが考えた空想の生き物なんだと思っていた。だから実際にいたるところにその像があって、めちゃくちゃに感激してしまった。なんか、私は今、物語の中にいるんだ!って。
どうやらライオンは祀られている聖マルコ自身を象徴しているそう。
その隣にあるのが時計塔
ここにもライオンが。
星座をモチーフにした装飾が好きすぎる…
翼がちょっと可愛いライオンも発見。
鐘楼に上る
高さは98.6mだそう。
なんとエレベーターで上れた。こんなほっそい歴史的建造物にエレベーターを突っ込むなんて、クレイジーな。
棟の外観とミスマッチしてるイカしたエレベーターの天井。
昔の階段の名残もあった。
メルレはきっとこの階段を上って、頂上にいるライオン、フェルミトラクスに会いに行ったのだろう。
頂上からヴェネツィアの街が見下ろせた
時刻は午後4時を迎えるヴェネチア。
西日に照らされて、運河を挟んだ街並みが美しい空気遠近法を創り出していた。
眼下に見える時計塔とサン・マルコ大聖堂。
広場にどーんと横たわっていたドゥカーレ宮殿が、コの字型の一辺でしかなかったことに気付く。
海への玄関口…!
最後のⅢへ続く…