Story in My Hands

ミニチュアフード / ドールハウス / 旅記録

【AURORA】Queendom ①

ノルウェーのSSW、AURORAの2ndアルバムInfections of a Different Kind - Step 1に収録されているQueendomという曲。

初めて聴いた時から彼女の歌う想像の国Queendomに想いを馳せていて、この曲をモチーフにしたドール作品を制作することにした。

Queendom

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この曲はLGBTを始めとするマイノリティに向けて、「私が全ての人が自由に自分を表現できる国を創るから、ここにいらっしゃい」と歌いかけるとても力強い曲。

"The underdogs are my lions
The silent ones are my choir
The women will be my soldiers
With the weight of life on their shoulders"
(負け犬は 私の獅子に
静かな者は 私の聖歌隊
女性達は 私の兵になり
命の重みを背負う)

"The sea waves are my evening gown
And the sun on my head is my crown
I made this queendom on my own
And all the mountains are my throne"
(波打つ海は 私の衣に
頭上の太陽は 私の冠に
私がこの女王国を築き上げた
そして全ての山々が 私の玉座

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"Till queendom come
My queendom come"
(いつまでも永遠に
女王国が来たる)

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AURORA - Queendom (Official Video) - YouTube

全訳はこちら↓

ParamoreのHayleyに引き続き、2体目のドール作品への挑戦!制作過程を綴るので、興味がある方は見ていって下さい。

 

まずは海の衣と山の玉座

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成形中ずっとこの色との戦いだから、モチベーションを維持するのが大変… 普段作っているミニチュアフードは、カレーだったらニンジン、じゃがいも、玉ねぎとその都度着色していくから、本当の料理を作っているみたいで楽しいんだよね、笑。

お待ちかねの着色。

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楽しい。

 

玉座の参考には彼女の母国ノルウェーフィヨルドを。

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この辺から採取できると思われる。

 

レジンメディウムでリアルさをプラス。

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太陽の冠

こういう今まで作ったことの無いものをどうやって攻略していくか考えるのが好き。わくわくする。How toを見ながらの制作は向いていない人間だなあと思う。

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これでも制作時間は3時間ほどで、大体1日の進行度に相当するかなあ。

オーブン粘土スカルピーは柔軟性が全くない為、細かいパーツは折れてしまいやすい。ということで、パーツの一部はパテで成形した。

 

2体目は前回より成長してこそということで、前回の反省点を踏まえながら制作。

改善点①

前回は研磨中や着色中に体の至る所がボキボキ折れたので、初めから手足、首、そして髪まで、各種パーツをバラバラに分けた状態で成形。からのオーブンで加熱、着色。最後に接着剤で接着した。

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SIAみたいだ。

三つ編みはパテ製

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改善点②

立体の良い点は、絵と違って色んな向きの顔をその都度練習する必要がなく、一つの頭部の形を作り慣れてしまえば応用が利くという点。

そして難しい点は、360度どこから見てもその都度それがちゃんとした「」にならなくてはいけない点。絵を描く人ならわかると思うけれど、正面を向いた顔ほどデッサン狂いが起きやすく難しいという。

という訳で立体作品のデッサン狂い(?)を無くすべく、今回は制作過程でその都度写真を撮って反転して確かめるという動作を欠かさなかった。……その都度絶望した……

でも意固地で理想が高いので、それこそ何百回も頑なに修正を繰り返した。

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許容範囲…?

遠近法なんてものは無い世界なので、左右の腕は同じ量の粘土で作り始めれば、左右で大きさにバラつきが出ることも少ないのでオススメ。 手や脚でも同じことが言えるだろう。

 

顔もデッサン狂いが酷すぎて何日もかけて描き直した。

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左右対称ってなんでこうも大変なんだろうね!!!

まだ本人に似せるなんて技術は無いです…

でも凄いな。私がミニチュアを作り始めた頃は接写すら難しいデジカメしか持っていなかったし、リビングのパソコンにSDカードを持っていかなければ作品の写真の確認など出来なかった。今や逐一写真を撮り、手元で瞬時にそれを確かめ、反転を確認することまで出来る。文明の進化に圧倒的感謝

 

改善点③

前回のように筆塗りだと、綺麗に塗るには限界があるので、肌だけでもスプレー塗料を利用することにした。

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ツルツルなお肌作りに成功。

利用したスプレー塗料はこちら。

でもこれ自体には多少透明感があって、白いサーフェイサーの上に直接吹いたら少々違和感があったので、間に違う色のスプレーを塗布している。なんのスプレーかは企業秘密。

 

Imaginary Apple

Apple Treeという曲もあり、AURORAがステージ上で空想のリンゴを摘むポーズをしていたことから、手に持たせることにした。QueendomLGBTコミュニティに向けた曲だから、に。

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後日Apple TreeのMVがリリースされた訳だけど…

youtu.be

うーん。いまじなりーあっぽー、全然レインボーじゃなさそうだな……涙。

気候変動をテーマにした内容で、彼女の力と怒りを具現化したようなMVだと思った。

でも多分、Queendomに育つリンゴは虹色なんだ…。そうだ。そういうことにしよう。

 

 長くなってしまったので続きは②に…

storyinmyhands.hatenablog.com