Story in My Hands

1/12サイズで大好きなものを作っています

【イタリア旅行記③】ヴェネツィアⅠ

②はこちら

 

イタリア旅行2日目。

遂に私が世界で一番訪ねてみたかった場所、ヴェネツィアへ。

ヴェネツィアは小さい頃から大好きなファンタジー小説鏡のなかの迷宮」の舞台で、ずっと憧れの場所だった。

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物語の舞台はエジプト帝国の支配下に置かれたヴェネツィアで、主人公メルレが孤児院から鏡工房に引き取られるところから始まる。

カーニバルが開催された日の夜、彼女はヴェネツィアを守ってきた「水の女」の危機を知って、ヴェネツィアを救う為に石像のライオンに乗って旅に出る。

翼の生えたライオンが空を飛んで、人魚が運河を泳ぎ、運河の水を固めた鏡が製造される。ヴェネツィアヴェネツィアのままファンタジーに仕立て上げた物語。

作者のカイ・マイヤーはドイツの人だけど、彼の書く小説の舞台は、ヴェネツィアカリブ海や中国やロシアと様々… それだけで彼がいかに博識な人物かうかがえる。よくある異世界に飛ぶ物語とかではなく、実在する土地を丸ごとファンタジーの世界にしてしまうのが、彼の凄いところ。

それから大好きな画家、佐竹美保さんが手掛けている装画は、繊細で美しくて大好き。

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ヴェネツィアが好きな人は絶対に好きになると思うから、ぜひ読んでみて欲しい。

 

本島へは船に乗って向かう

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しばらくすると、向こう岸にヴェネツィアの街が平行に走りだした。

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本の見返しに描かれた絵と同じ風景で感激した。

 

船から降りて広場へと向かう。

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街の入り口であるサン・マルコ広場に着くと、遠目に見えていた鐘楼がお出向かえ。

鐘楼

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作中では、この鐘楼の頂上に翼の生えたライオン、フェルミラクが閉じ込められている。

 

はやる気持ちをぐっと抑えて、観光の前にまずはお昼ご飯。

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狭い路地を通ってレストランへ。

 

イカ墨のパスタを食べた。

イカ墨パスタフリッター

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イカ墨パスタ、人生で初めて食べたけど、とても美味しかった。

 

午後はゴンドラに乗船

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やっぱりこれを経験しないとヴェネツィアに来たと言えないしね!

 

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橋の下も潜る。

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ヴェネツィア情緒あふれる…

 

植木鉢の置かれた窓が沢山見えた。

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いいなあ。前世でどんな徳を積んだらこんな素敵な街に住めるんです?

 

運河に面したレストランも。

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こういう漆喰が剥がれかかってレンガが剥き出しになってるの、たまらないね。

 

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もちろん彼等も乗船。船賃払ってません。

 

大運河、カナル・グランデまで出てきた

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有名な橋、リアルト橋の近くまで連れて行ってくれた。

 

水面に反射するヴェネツィアの街。 

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物語では、カーニバルが終わった後の深夜。建物の水面に映る方の窓にだけ灯りがともっているのを見つけたメルレと友達のゼラフィンは、水面の向こう側にある、もう一つのヴェネツィアの街の存在に気づく。

水面の向こうの、もう一つのヴェネツィアの街。発想が素敵すぎる。

 

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店の連なる路地でゴンドラから降りた。

 

その後は自分の足で散策へ。

長くなってしまったのでⅡに続きます…

ヴェネツィア

 

 

【イタリア旅行記②】ミラノ

①はこちら

 

広場に出ると、何の目印も必要ない、真っ白で大きな教会、ドゥオモがどーんと登場。

ドゥオモ

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どーん

でかすぎて撮った写真が見切れてるから規模が伝わりにくいじゃん。

 

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どーん

とにかくおっきいというのが最初の印象。これだけ大きい教会を見るのは初めてだったと思う。

 

広場で何かイベントが行われていると思ったら、同性婚らしき催しが開かれていた。

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遠目だったけど。おそらく。タキシードの男性が2人いて、白いドレスを着た女性がいなかったから。

わー なんか、いきなり異文化との出会いをプレゼントされた気分。いつか異文化じゃなくなってほしいけど。

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人々の手元から離れた風船が青空へと昇っていったので、消える瞬間まで見届けた。

 

ドゥオモの側面

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よーく見ると、尖塔の上に一つ一つが乗ってる!聖人の像らしい。とても細かい!

 

中に入ってみる

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暗いところの写真を撮るのがまだまだ苦手だなあ…

 

ステンドグラス

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美しさに思わず息をのんだ。

だってほら、側面の写真で真っ暗だった窓の反対側だよ。外にいた時は存在にすら気づかなかったのに。

ステンドグラスって、とても魅惑的な芸術だと思う。薄暗い所でしか味わえない芸術だ…

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こんなに細かい表現がガラスで出来るんだ…

 

その後は、ディズニーランドの入り口の元になったという、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアへ。

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ガッレリア

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あー ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世って世界史で聞いた気がする。なんかイタリア統一した人?もう全然思い出せないや。

 

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ガッレリアは屋根のある商店街という意味らしい。

 

さて、ここで初のイタリアご飯の時間です。

カルツォーネのお店Luini

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名物らしく大混雑してた。

 

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中身はリコッタチーズ、モッツァレラチーズにトマトソース、ズッキーニなどなど。生地の色まで違って楽しい。

食べるのに必死だったから撮ってないんだと思うけど、チーズがめちゃくちゃ伸びた。

 

甘い物に目が無い私は、貝の形をしたイタリアのお菓子、スフォリアテッラも買った。

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ころんとして可愛い。

 

午後はあの超有名な画家、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた「最後の晩餐」を見に行くことに。

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会

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人気の建造物の世界遺産などは、近頃はもう当日直接行っても入れないらしい。最後の晩餐の描かれているこの教会もそうだった。

でも事前にネット予約しておいたのでスムーズに見れることに。でもでもなんと、15分の時間交代制。完全にアトラクション化しているじゃん。

 

15分間の最後の晩餐

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絵画自体は超有名すぎるから、雰囲気をば。こんな風に、食堂だった場所の壁一面に描かれている。

実は壁の反対側にも絵は描かれていて。

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知らなかったからびっくりした。なんでこっちは有名じゃないんだろう…

 

その後は街歩き

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ボーっとして1回轢かれかけた路面電車

 

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そういえば、一つ驚いたのがイタリアの喫煙率の高さ!男性も女性も沢山の人が吸いながら歩いてた。

 

マロングラッセが有名だというお店へ行ったり。

Giovanni Galli

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この日はバレンタインデーだったので、ショーウィンドウも素敵に飾られていた。

 

そして初ジェラート屋さん

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私が頼んだのはストロベリーティラミスだったかな。なんかさっぱりしたのと、こってりしたのを合わせたいよね。

これから旅の終わりまで食べまくることになります。

 

広場は賑やかで、色々なストリートミュージシャンが演奏をしていた。

 

段々と夕暮れ色に染まっていく広場。

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広場近くのデパート、ラ・リナシェンテ(la Rinascente)のフードコートの中に無料のトイレがあったのでラッキー。

(いつか再訪する可能性を考慮してトイレ事情は積極的に残しておこうと思う。なにしろヨーロッパは公共のトイレが有料なので…。そこと最後の晩餐のショップとレストランのトイレで、初日はノーコストですんだ) 

 

夕ご飯はガッレリアの中で食べた。

夕ご飯

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名物のミラノ風ドリアならぬ、ミラノ風リゾット。初日にしてはっきりと分かったこと。イタリアは、美味しい!

 

最後に街のシンボルに別れを告げて、1日目は終了。

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夜闇に浮かび上がる白がとても綺麗だった。

 

書いてて思ったけど、旅行記ってなんか難しくない?

今まで書いてきたライブレポは、ライブそのものにクライマックスがあるから起承転結が作りやすいけれど、旅行記にはそれが無い。その日の夕ご飯が「結」? うーん。

だらだらしないように精一杯頑張る。

 

明日はいよいよ、地球上で一番行きたかった場所、ヴェネツィアへ!

③へ続く

 

【イタリア旅行記➀】羽田→ミラノ

子供の頃から外国には憧れを抱いていた。

けど外国は私にとってはファンタジーの世界のようなもので、連れて行ってくれる両親ではなかったし、自分がいつか行けるとも思っていなかった。なんて夢の無い子供だったんだ…

イタリアは中でもぶっちぎりで私のファンタジーの国だった。世界で一番行ってみたい場所だった。ヴェネツィアが大好きなファンタジー小説の舞台に登場するので。

 

2017年2月13日 羽田空港

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そう、これは憧れの地への訪問記。

当時の自分よ喜んでくれ、22歳の君はアルバイトのお金でイタリアへ行けるよ。

 

我が家に30匹ほど生息するカエル達の中から選ばれたこの旅の同行者。

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ちびふもたジェイソン。(フモフモさんというキャラなので。ジェイソンは私が愛するアメリカのフィギュアスケーターから命名した)

 

私が子供の頃はSNS自体がブログしかなくて、色んな方の個人の旅行ブログを読み漁るのが趣味だった。

昨今も旅行関連のブログは乱立しているけれど、殆どが「オススメの場所!」とか「見どころ10選!」とか、そういうの。なんかそういうのじゃないんだよね。

人の日記を読んで、旅路を追って、あたかも自分も旅しているような。そんなワクワク感が好きだったんだよなあ。

だから私もそんな日記が書きたい。

 

利用したのはエールフランス航空

機内安全のガイダンス動画って、お国柄が現れてて地味に好きなんだけど、ここの動画はめちゃくちゃお洒落!

さすがフランスと思った。おもわず写真や動画まで撮ってしまった。

機内では当時の流行りに一周遅れで君の名はを見た。

 

お待ちかねの機内食

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私が読んでいた旅行記ブログでは、多くの方が機内食の写真も載せていて。

国内旅行しか経験したことがなかった私は機内食を食べたことがなくて、だからいつしか「機内食=海外旅行」の図式が頭の中に出来あがっていた。機内食も大きな憧れの一つだった。

そんなわけで、私の旅行記も全て機内食から始めよう。

 

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朝ご飯。何だかフランスぽい?クロワッサンだけか。でもとても美味しかった。

 

パリで乗り継ぎ

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通路の窓から見えた夜中のパリ。

正直パリは治安が悪いイメージしかないので、この時間に空港から出たら多分死ぬだろうなとか考えた。

 

そうこうしてようやくイタリアに到着

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空港の外にいきなり銃を持った警官?がいてビビる。

 

今回の旅はツアーを利用した。

台湾やその後に行ったイギリスと違って、イタリアは訪問したい都市が広範囲に点在していて、日本で例えたら青森と新潟と東京と大阪を一日ずつ、一度に旅するようなもん。超絶ハード。

だからバス一本でそれらを全て繋いでくれるツアーはとても有難かった。それに結局のところ個人で行くより安いし。(ちなみに人間の同行者は母)

 

降り立った先は朝のミラノで、待ち合わせ場所に指定されたのがスフォルツェスコ城

スフォルツェスコ城

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ここから広場へと向かいます!

長くなったのでひとまずここまで。

 

ミラノ観光に続く…


 

【レシピ】レモンクッキーの作り方

私は外国のお菓子や料理が大好きなので、ミニチュアでよく作る。

この前作ったのが、アメリカンなクッキー

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めちゃくちゃ大きくて、一枚で大満足なやつ。アメリカにいた時、大学のカフェテリアにあったので毎日のように食べた。

作ってたら今度は本物が食べたくなってきた…

特にこの中の黄色いレモンクッキー。この味のクッキー、意外と日本で売ってないんだよね。

 

日本語のレシピもサクサクのクッキーばかりでいまいちピンとくるのが無かったので、初めて!英語のレシピで作ってみた。

食べたいのは、現地で食べた、外はさっくり中はしっとりの、食べ応えのあるクッキー。  

参考にしたサイトはこちら

www.livewellbakeoften.com

アメリカのレシピは大雑把で適当だから、大体成功すると思う。(失礼)

材料を手に入りやすいもので代用し、作り方も翻訳したので、備忘録もかねて載せます。


材料

・小麦粉:220g

・ベーキングパウダー:小さじ1

・塩:少々

・無塩バター:115g

・グラニュー糖:150g

・卵:1個(常温に戻す)

・レモンの皮:レモン1個分

・レモン汁:大さじ1

・レモンのリキュール:小さじ1と1/2

 (レモン汁小さじ3で代用可)

 

作り方

1. 小麦粉とベーキングパウダー、塩を混ぜておく。

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私はポリ袋に全部突っ込んでフリフリする。

 

2.バターとグラニュー糖を白くフワッとするまで混ぜる。卵を加え、よく混ぜる。

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3.レモンの皮、レモン汁を加え、またしっかりと混ぜる。

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前日の晩御飯がトンカツだったので、残りのカットレモン…

 

4.1を何回かに分けて入れ、軽く混ぜる。

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5.出来上がった生地をラップ等にくるんで、冷蔵庫で30分冷やす。

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私はここで1のポリ袋を再利用。

 

6.生地を冷蔵庫から出す。

スプーンですくって、間隔をあけてベーキングシートの上に落とす。それか生地を丸めて置いてから少し平らにならす。

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私の場合はポリ袋の端を切って絞り出すだけ。手を殆ど汚さないしすっごい楽。

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こんな感じ。

 

7.170℃のオーブンで10~12分程焼く。

外側は焼け、内側はまだ少し柔らかい状態に出来上がる。5分~10分放置してからオーブンから出し、網の上で冷ます。

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焼けました。

 

完成~

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うっすら黄色いしっとりクッキーの完成!

食べやすいから小さめで焼いたけど、多分もっと大きく焼いたらもっとしっとりなのができるはず。あとホワイトチョコを混ぜるのもおすすめ!

 

代用したもの

ベーキングソーダ → ベーキングパウダー

前者はあまり馴染みがなさそうなので。

ベーキングソーダ:1 = ベーキングパウダー:2の比率で代用可。

ベーキングソーダ重曹)の特徴
独特のにおいや苦みがあり、焼くと色がつきます。焼き上がりはもったりとしており、どら焼きや甘食などの素朴なお菓子に向きます。

ベーキングパウダーの特徴
重曹をベースにその効果を助ける素材を組み合わせて作られており、無味無臭でふんわりとした焼き上がりになります。白く仕上げたいときや、シフォンケーキなどのようにふんわりと焼き上げるお菓子には、ベーキングパウダーを使います。

(参考:https://cookpad.com/cooking_basics/12344

 

レモンエクストラクト → レモンリキュール or レモン汁

レモンエクストラクトは検索かけたらほば外国のものしかヒットしなかった。レモン汁をウォッカで割ったものだそう。

 

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そんなわけで。

これからはレモンクッキーは、食べたい時にいくらでも食べれるぞー!

 

 

かえるのクッキー缶

インスタとかで見かけるようになって気になっていたクッキー缶を作ってみました。

独り占めして抱え込んでボリボリ食べたい。でもそんなに沢山の種類を一度に焼く根気などないので、私はいつもの通り、ミニチュアで作って自己満足。

クッキー缶

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バランスを見ながら配置を考える。

 

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デイジーのジャムサンドクッキー
・ココアクッキー
フロランタン
紫陽花の絞り出しクッキー
の形のキプフェル
蓮の葉のアイシングクッキー
タツムリなパイクッキー
雨粒メレンゲクッキー
カエルクッキー


全9種

 

 

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カエルや梅雨をモチーフにしたものを考えるのはとても楽しかった。


クッキー缶の蓋

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今回クッキー缶を作るにあたって挑戦したかったのが、この缶のデザイン。

かえるシェフの焼いている雨粒が缶の中のメレンゲクッキーという設定で、イラストや雨粒に手作業でエンボス加工を施した。とても細かくて地道な作業… でもぷっくり可愛くなって、とても満足いく仕上がりになった。

それからプリンターでは出せない「」の表現も。試行錯誤が楽しかった。

 

完成!

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それから本物のクッキー缶のように、お品書き(?)も作った。

お品書き

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紙の透け感がすごく好き… だけど。これを完成させるまでが長かった。

 

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良い子のみんなはトレーシングペーパーをプリンターに突っ込むのはやめましょう

何度も機械の中で紙がぐっちゃぐちゃになって、聞いた事もない唸り声をあげてプリンターが怒り狂ってた。尊い犠牲のもとに産まれた僅かな成功作…

でもこういう小道具がミニチュアの醍醐味だよねえ。

 

原材料表記も

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こちらも肉眼でかろうじて読めるレベル。

 

缶のロゴのRaindrops Factory(雨粒工房)というは私が考えた架空のケーキ屋さんの店名で、実はこのケーキ屋さん、只今ドールハウスを制作中。

まだ全然形になっていないけれど、このクッキー缶はお店に並ぶ商品になる予定。

これから沢山ケーキを作るぞ〜〜〜

 

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【AURORA】Queendom ②

①はこちら 

 

Queendomの葉っぱ

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一枚一枚はさみで切った。

シングル曲としてリリースされた時のジャケ画を参考に。

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The Seedの草

The Seedの歌詞から、AURORAの足元から草木を芽吹かせた。

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こういう表現もジブリ映画にあった気がして、すごい好きなんだよなあ。もののけ姫でシシガミの首を返した時に再び緑に覆われた森だとか。メイとサツキがトトロと一緒に夢の中で植物を一気に成長させたシーンだとか。うーん。うろ覚えだけど他にも沢山あった気がする。静止した立体に「動き」を見せるのはとても楽しい。

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この曲The Seed環境問題について糾弾している曲。

"Suffocate me
So my tears can be rain
I will water the ground where I stand
So the flowers can grow back again
'Cause just like the seed
Everything wants to live
We are burning our fingers
But we learn and forget"
(私の息の根を止めて
私の涙は雨となり
足元の土を潤し
草花の成長を取り戻すだろうから
なぜならそう 種子のように
全ての物は 生を求める
私達は過ちを犯しているけれど
学び そして再び忘れてしまう)

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MVにも草の芽が土を破って出てくる瞬間が。

AURORA - The Seed - YouTube

全訳↓

 

The Riverの花

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この曲はメンタルヘルスの問題を受けて作られた曲。自殺率の高い若者、特に「男らしさ」という社会の求める重圧に苦しめられている男性に向けて、「感情を表に出すことは間違っていないのだ」と歌いかける曲だ。

"Don't forget who you are even
even though you're in need
Like a bird in the night, your emotions deserves to be freed"
(たとえ辛い時も あなたが何者か忘れないで
夜を飛ぶ鳥のように 感情を解き放ってしまえ)
"You can cry, you can cry, you can cry
To where the ocean is bigger
Become a part of the river, ah
You can cry, you can cry, you can cry
Can you let the river run wild?"
(泣いてしまえばいい
海の広がる場所へ向けて
川の一部となって
泣いてしまえばいい
大きな川の流れを作ってしまおう)

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AURORA - The River - YouTube

 

海と陸地の繋ぎ目をどうするか凄く悩んだけれど、なんとなくジブリラピュタみたいな感じにしてみた。

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月と星たち

彼女のTwitterのBIOに

"dancing in a place between the moon and stars"
(月と星たちの間でダンスしてる) 

って書いてあるんだ。かわいい。

他にも彼女の曲には月や星が沢山出てくるので、作品に欠かせないかなと思った。

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今まで極限までリアルを求めた作品ばかり作ってきたから、こういう「明らかにリアルなはずがないもの」の表現に自分は苦労することに気がついた。難しい。新しい試練だね。

それからデザインにおける足し算と引き算。もっと太陽を煌びやかにしたり、動物を添えたりとか考えたけれど、なんだかしっくりこなくてやめた。沢山作ればいいものじゃないというの、難しい。

 

完成!

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Instagramも見てもらえたら嬉しい!

 
 
 
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この作品は9月に渋谷で行われた洋楽ファンアートのグループ展FAN!で展示した。

AURORAというアーティストを知らない人にも興味を持ってもらえる作品となれたようでとても嬉しい。

 

【AURORA】Queendom ①

ノルウェーのシンガーソングライター、AURORAの2ndアルバム、「Infections of a Different Kind - Step 1」に収録されているQueendomという曲。

初めて聴いた時から彼女の歌う想像の国Queendomに想いを馳せていて、この曲をモチーフにしたドール作品を制作することにした。

Queendom

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この曲はLGBTを始めとするマイノリティに向けて、「私が全ての人が自由に自分を表現できる国を創るから、ここにいらっしゃい」と歌いかけるとても力強い曲。

"The underdogs are my lions
The silent ones are my choir
The women will be my soldiers
With the weight of life on their shoulders"
(負け犬は 私の獅子に
静かな者は 私の聖歌隊
女性達は 私の兵になり
命の重みを背負う)

"The sea waves are my evening gown
And the sun on my head is my crown
I made this queendom on my own
And all the mountains are my throne"
(波打つ海は 私の衣に
頭上の太陽は 私の冠に
私がこの女王国を築き上げた
そして全ての山々が 私の玉座

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"Till queendom come
My queendom come"
(いつまでも永遠に
女王国が来たる)

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AURORA - Queendom (Official Video) - YouTube

全訳はこちら↓

ParamoreのHayleyに引き続き、2体目のドール作品への挑戦!制作過程を綴るので、興味がある方は見ていって下さい。

 

まずは海の衣と山の玉座

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成形中ずっとこの色との戦いだから、モチベーションを維持するのが大変… 普段作っているミニチュアフードは、カレーだったらニンジン、じゃがいも、玉ねぎとその都度着色していくから、本当の料理を作っているみたいで楽しいんだよね、笑。

お待ちかねの着色。

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楽しい。

 

玉座の参考には彼女の母国ノルウェーフィヨルドを。

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この辺から採取できると思われる。

 

レジンメディウムでリアルさをプラス。

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太陽の冠

こういう今まで作ったことの無いものをどうやって攻略していくか考えるのが好き。わくわくする。How toを見ながらの制作は向いていない人間だなあと思う。

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これでも制作時間は3時間ほどで、大体1日の進行度に相当するかなあ。

オーブン粘土スカルピーは柔軟性が全くない為、細かいパーツは折れてしまいやすい。ということで、パーツの一部はパテで成形した。

 

2体目は前回より成長してこそということで、前回の反省点を踏まえながら制作。

改善点①

前回は研磨中や着色中に体の至る所がボキボキ折れたので、初めから手足、首、そして髪まで、各種パーツをバラバラに分けた状態で成形。からのオーブンで加熱、着色。最後に接着剤で接着した。

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SIAみたいだ。

三つ編みはパテ製

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改善点②

立体の良い点は、絵と違って色んな向きの顔をその都度練習する必要がなく、一つの頭部の形を作り慣れてしまえば応用が利くという点。

そして難しい点は、360度どこから見てもその都度それがちゃんとした「」にならなくてはいけない点。絵を描く人ならわかると思うけれど、正面を向いた顔ほどデッサン狂いが起きやすく難しいという。

という訳で立体作品のデッサン狂い(?)を無くすべく、今回は制作過程でその都度写真を撮って反転して確かめるという動作を欠かさなかった。……その都度絶望した……

でも意固地で理想が高いので、それこそ何百回も頑なに修正を繰り返した。

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許容範囲…?

遠近法なんてものは無い世界なので、左右の腕は同じ量の粘土で作り始めれば、左右で大きさにバラつきが出ることも少ないのでオススメ。 手や脚でも同じことが言えるだろう。

 

顔もデッサン狂いが酷すぎて何日もかけて描き直した。

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左右対称ってなんでこうも大変なんだろうね!!!

まだ本人に似せるなんて技術は無いです…

でも凄いな。私がミニチュアを作り始めた頃は接写すら難しいデジカメしか持っていなかったし、リビングのパソコンにSDカードを持っていかなければ作品の写真の確認など出来なかった。今や逐一写真を撮り、手元で瞬時にそれを確かめ、反転を確認することまで出来る。文明の進化に圧倒的感謝

 

改善点③

前回のように筆塗りだと、綺麗に塗るには限界があるので、肌だけでもスプレー塗料を利用することにした。

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ツルツルなお肌作りに成功。

利用したスプレー塗料はこちら。

でもこれ自体には多少透明感があって、白いサーフェイサーの上に直接吹いたら少々違和感があったので、間に違う色のスプレーを塗布している。なんのスプレーかは企業秘密。

 

Imaginary Apple

Apple Treeという曲もあり、AURORAがステージ上で空想のリンゴを摘むポーズをしていたことから、手に持たせることにした。QueendomLGBTコミュニティに向けた曲だから、に。

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後日Apple TreeのMVがリリースされた訳だけど…

youtu.be

うーん。いまじなりーあっぽー、全然レインボーじゃなさそうだな……涙。

気候変動をテーマにした内容で、彼女の力と怒りを具現化したようなMVだと思った。

でも多分、Queendomに育つリンゴは虹色なんだ…。そうだ。そういうことにしよう。

 

 長くなってしまったので続きはに…